真空管USBメモリを3Dプリンタで作った

はじめに

SFの中にスチームパンクというジャンルがあります。
(参考:スチームパンク - Wikipedia)

蒸気機関が小型化・発展して19世紀の空気そのままに文明が発展した現代/未来を描くジャンルです。
最近読んだ中では「ペルディード・ストリート・ステーション」(チャイナミエヴィル, ハヤカワ文庫)などがスチームパンクに含まれます。
(参考:ペルディード・ストリート・ステーション (上) (文庫) 感想 チャイナ ミエヴィル - 読書メーター)

真空管スチームパンクに入るかどうかはかなり怪しい気がしますが(電気使ってるし…)一応スチームパンク風のUSBメモリを作ってみました。

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動作中は橙色に光ります。
ヒーターを点けるのはUSB給電では難しく、コンデンサを使った残光回路もあまりうまくいかなかったので一番単純に、書き込みや読み込みのタイミングでLEDが点灯するようにしました。
またここで紹介されているように一度真空管を切断してヒーターのあった部分にLEDを付けるのも楽しいと思います。
(参考:真空管風 デジタルオーディオアンプ製作への道のり1)

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